星野農園のクラシックコシヒカリ

現在、新潟県産コシヒカリは、「日本一美味しい米」「日本一高い米」と評価された頃の種籾とは違います。

星野農園のコシヒカリは…

「日本一美味しい」といわれた、昔ながらのコシヒカリの種モミを使っています。もっちりした粘りと甘やかな香り、炊きたてよりさめてからはっきり分かる甘みが特長です。

特別栽培米とは

慣行栽培より農薬、化学肥料を5割以上削減して栽培し、新潟県の認証を取得したものが特別栽培米です。星野農園では化学肥料は9割以上削減して栽培しています。新潟県では多くの生産者が減農薬に取り組んでおり、新潟県産コシヒカリの特別栽培米は珍しくはありませんが、クラシックコシヒカリでの特別栽培米は希少です。(詳しい栽培履歴はこちら)

一般的な新潟県産コシヒカリは…

いもち病耐性を高めるためにコシヒカリと複数の品種を掛け合わせたコシヒカリBLという種モミを使っています。収穫量が安定するとともに、農薬使用量を大きく減らすことに貢献しましたが、本来のコシヒカリと比べて風味が損なわれたという評価もあります。また、数年ごとに種モミの掛け合わせを変えているため、微妙に味わいに変化があります。(詳しくは新潟県コシヒカリBL)

環境と栽培法

加治川

田んぼから100mほどの堤防からの景色です。

星野農園の田んぼの水は、総延長わずか65kmの加治川から取水しており、山に近いためミネラル分が豊富で、冷たくきれいな水が使えます。ブランド米の魚沼産コシヒカリ栽培産地とよく似た、米作りに適した環境です。

冷たい水

田植えは5月半ば。我が田んぼのカエルは水が冷たくて泳げません。

コシヒカリは結実する8月に温度が高すぎると粒が白濁し、清らかな甘さを出すことができません。これを防ぐため夏場は田んぼに水を入れたり抜いたりという管理を行いますが、そもそも注入する水が冷たくないと効き目に限界があります。

新潟県でも大規模農家が増え、細やかな水管理が難しくなっていますが、星野農園では残暑が激しくほとんどの米農家が白濁させ二等、三等米となった2019年でも全量一等米を確保しました。

ミネラル

7月初旬に追肥でハイグリーンを追肥します(10aあたり40kg)。マグネシウムを始めさまざまなミネラル分を含んだ化学肥料成分ゼロの肥料で、味わいの奥深さ、炊いた後の劣化を防ぐことに大きく貢献してくれます。体力的にきつい作業ですが、欠かせない仕事の一つです。

収穫

クラシックコシヒカリの収穫は例年9末。モミだけを収穫し、わらは後ですき込むため田んぼに残します。乾燥、脱穀、選別は星野農園の設備で行い、貯蔵は劣化を防ぐため管理の行き届いた保冷倉庫に預けており、注文をいただいてから農園の設備で精米と厳密な色選別にかけています。かつては新米の時期が一番美味しいといわれていましたが、一年を通じてほぼ同じ品質でお届けすることができます。

美味しいコシヒカリに欠かせない要素

  • 冷たくきれいな水

    信濃川、阿賀野川と比べずっと短い加治川の水を使っています

  • 豊富なミネラル分

    飯豊連峰のミネラルに加え、ハイグリーンを追肥しています